2008年12月15日月曜日

大根の山葡萄漬け


遠野の駅前のスーパーで、山葡萄がざる一山いくらで売られていたので、店の人に聞くと、ジュース、ジャムづくりや漬物用など、遠野では幅広く家庭料理に使うらしい。翌日、喫茶店の親父さんに聞いたら、山に自生する山葡萄は、本来は実も小さく、かなり酸っぱい。山葡萄を里で栽培したものを地元では「里ぶどう」といい、おなじDNAなのに粒も大きく、甘味が増す。遠野の人たちはこれを育て、大根と一緒に漬けたり、ジュースを作って楽しむそうです。

「商品化したものは、無いんですか?」
「漬物はともかく、ジュースにして瓶詰めするとなると、大掛かりな装置が必要になるんで、遠野では見かけないね。必要な時には、家庭で作れるしね。」
帰りに、新花巻の駅前のお土産屋に立ち寄ったら、一本1700円也で売っていましたが、これは岩手県久慈産でした。

 

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