2008年12月7日日曜日

煙と○○は高いところに-宮古島その4


宮古島は隆起さんご礁でできた島なので、画像でもご覧いただけるように、かなり平坦な島です。全体は、三角おにぎりのような形をしていて、その東南端に、尻尾のような細長い岬が海に突き出ています。岬の名前は「東平安名崎」(ひがしへんなざき)。その突端にある灯台に登ると、さんご礁の海と島の東南部がよく見えます。灯台の上から撮った岬の右部の浅瀬にごつごつした岩の塊を見ることができますが、これは石灰岩が波で侵食されてできたものだそうです。人影と比較していただくと、かなり大きいことが分かります。
 
最近の新聞報道によると、各都道府県の県民一人当たり所得は、沖縄県は大企業が集まる東京都の約半分とか。宮古島は沖縄本島に比べて、さらに少ないであろうことは、容易に想像がつきます。でも、人々の表情には屈託がなく、悠揚迫らぬ穏やかさを感じます。現金収入が少なくても、日常生活では、ジタバタしない良さが地方にはありますね。しかしいつも気になるのは、子弟の教育出費です。都会の大学に行く子供への仕送りは、地方では並大抵ではないだろうと、ついついお節介な事を考えてしまいます。

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