2008年12月7日日曜日

生活バス運行のNPO

木更津市内で生活バスを運行するNPO法人「ライフサポート波岡」のこと。
木更津市の南部には八幡台・大久保団地などの大団地がありますが、
●駅から遠い
●バスの運行本数が少ない
●市街地に出るのに片道440円もかかる
●病院やスーパーなどの近くに停車場がない
等の問題がありました。そこで有志を募って、会員制のコミュニティバスの運行をスタートしたのが2005年。

現在3台のワンボックスカーを保有し、住宅地、スーパー、病院、市役所などを結ぶ30キロのルートを一日5回循環するそうです。ルート上ならどこでも乗車・下車が可能、運転は14人のボランティアが交代で担当しています。

この活動が通常のコミュニティバスと違うところは
●行政から運行のための財政補助を受けていない
●白ナンバーで路線免許を持たない
ことです。

会員は約200名、月1,000円の会費を運行費用に充てています。しかしバスの年間運行経費は会費収入の3倍もかかるので、逆ザヤを埋めるために、木更津市庁舎での案内業務、公園の清掃、個人宅の庭木の手入れなど、お金になることをアレコレやられているそうで、実にたくましい。 

理事長の近藤弘さんは、古希を迎えてなお意気軒昂、手作りポスターの前で、面白い話をいろいろ聞かせていただきました。関心のある方は、下記に連絡して下さい。
特定非営利活動法人ライフサポート波岡
〒292-0814 千葉県木更津市八幡台3-18-9
TEL/FAX:0438-36-6900

 

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