仙台で最も有名な通りのひとつ、定禅寺通りの「光のページェント」。冬の風物詩として、すっかり定着した。確か昭和30年代に植えられたいう4連の欅が大きく成長し、真夏はひんやりとした木陰を作る。冬に落葉すると、その細い枝の先にまで電球を巻きつけ、いっせいに点灯されると、大きな光の林になる。
今年から、屋根の覆いのない2階建てのバスで、これの見物ができるようになった。ちょっと目線の高いところから光のトンネルを潜り抜ける趣向だ。暖かい光のシャワーに包まれて、皆さん満足気。
地方都市や農山漁村での【スローステイ=滞在・交流型ツーリズム】を楽しみ、お互いの交流と理解を深めることを目的に活動しています。このブログでは、各地の旬の情報を県別に掲載していますが、NPOのホームページにも是非お立ち寄りください。 ⇒ http://www.slowstay.org
遠野は、昔から馬産の盛んなところで、土俗信仰や民話の重要な主役は馬です。しかし、農耕馬がトラクターに取って代わられ、馬との共生が当たり前だった曲り屋は、今ではすっかり少なくなっています。それでも、乗用馬の育成・競り市や競走馬の訓練などは、営々と引き継がれていますし、スポーツ流鏑馬の試みも、伝統の馬文化を守っていこうとする地元の熱意の表れでしょう。
鶴岡の城址公園や旧庄内藩校「致道館」等の歴史的建造物が集中する一角に、これらと対照的な総ガラス張りのモダンな建物が目を引きます。画像の建物には、「東北公益文化大学大学院」と「慶應義塾大学先端生命科学研究所」があるのですが、なんだかハイブロー過ぎて、気軽に入ってゆくという雰囲気ではありません。でも、このキャンパス内に学生食堂らしからぬ小綺麗なレストランがあって、地元の市民も結構出入りしています。
東北の一地方から、このような考え方に立って、新たな学問と実践の府が興されたこと自体、超モダンなことだと思います。農政、環境学から情報処理学までを幅広く学びながら、社会現場で実践することを重視しているそうです。現にここの学生達は、庄内の新たなまちづくりに向けて、さまざまな実験的事業を立ち上げています。