「かくれ里」の母屋は明治43年に建てられたがっしりした造りで、建物内にはこの地域で使われてきたさまざまな生活用具や生産道具が数多く収蔵されている。この施設のオーナーは民俗学の専門家なので、その一つ一つについて道具類がどのような目的と方法で使われていたか、興味深い説明をしてもらえる。幾つかの画像を見て、即何かが分かれば、あなたも相当なもの。
かくれ里では夕食の提供はないが、2軒隣に「慶明丸」という農漁家レストランがある。息子さんが潜水夫でもあるので、季節になると採れたてのホヤも食べさせてくれるらしい。この日いただいた生わかめのシャブシャブは、非常に印象深い一品だった。貝類やワカメが持つ自然の旨みを塩味だけで食するので、いくらでも入る。お薦めです。
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